2017年1月28日土曜日

美しい景観は先人達からの贈り物、と気づくと毎日の景色も違って見えてくる。

私、学生の頃は映画をたくさん観ていました。

今はあまり観ることができないのですが、
NHK「ダウントン・アビー」という海外ドラマだけは、
数年前に出会い、観ています。

20世紀前半のイギリスの貴族社会をえがいたドラマ。
イギリスの田園地帯にある
「ダウントン・アビー」(大邸宅)が舞台。
イギリス、ハイクレア城がドラマのメインロケ地。
ここは今も貴族が暮らしておられるそうです。
どんな景観が広がっているのだろう?

















建物、調度品、衣裳、景色が美しく、
何より会話やコミュニケーションのとり方が独特で、
感動することもしばしば。

「ダウントン・アビー5」では、
時代の荒波により貴族社会も大きく変化します。

貴族でその大邸宅の主、父と長女が
広大な領地をどう扱うのか思案し、会話する場面。

領地を開発して家をつくり、利益をえる計画について、
美しい領地を眺めながら父と長女が話す場面です。

ダウントン・アビーの主、父がこういいます。
開発はする。利益も追求するが、
みんなが愛するこの美しい村は守る。間違っているか?」

長女「いいえ、間違っていないわ」

ドラマのセリフですが、心に響く言葉でした。

今、あたりまえのように享受している目の前の景観は
先人からの贈りものである、ということです。

私たちも次の世代に残す景観をつくっている、
ということを忘れずにいたい。
















庭は個人のものですが、少し離れてみてみると、
それは周りの方にとっての景観の一部。

景観の一部だということも意識して、
お客さまに喜んでいただける庭をつくりたい。

「あたり前のこと」にあらためて気づかせてもらえるセリフでした。

毎日、何気なく見ている景色に
先人達の気配を感じずにはいられません。

ガーデンデザイナー 宮森有子
MIYAMORI-DESIGN.COM


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